今日はスマートホーム化の基礎の基礎である
「声で電気消したり点けたりするのってどうやってするの?」
というところを、写真つきの設定方法交えて解説していきます。
手順が複雑に感じるかもしれませんがですが、一度設定しまえば楽ちんな生活が待っているので、頑張りましょう!
今回する設定は、「全てのスマートデバイスを接続する下準備」となるので、めんどくさいのは最初だけです!
今回紹介する機器は以下の通りです!
- SwitchBot スマートリモコン ハブ2
- 約9,000円。ちょっとお高いですが世界が変わります!
- Echo Pop (エコーポップ)
- 約6,000円。本記事で紹介しているEcho dotはもう販売していないようです...。
それでは、いきましょう。
声で電気を消したり点けたりするまでの全体的なステップ
まずは「どういう機器」が、「どう繋がって」、「電気を消したり点けたり」するのかを下図を見ながら全体像を理解しておきましょう。
このように3つのステップで電気を操作しています。
- ①アレクサに対して「電気消して」と言う
- ②アレクサが言葉を理解して、スイッチボットハブ2に「電気を消す」指令を送る
- ③スイッチボットハブ2が「電気を消す」操作を実行
これだけです。
必要な機器は以下の2つのみです。
- アレクサ
- スイッチボットハブ2
ちなみに、電気(照明)がスイッチボット対応の「スマートライト」の場合もありますが、 普段使用するリモコン操作可能な電気であれば、わざわざ対応機器を買う必要はありません。
これは電気のリモコンから出る「赤外線」をスイッチボットハブ2が出すことができるので、それで操作ができるということですね。
※リモコンが無いような電気だと操作できないので、その場合は「スマートライト」や「赤外線リモコン付きの電気」を買っておきましょう
話をもとに戻すと、①②③のステップを踏め声で電気を消すことができるのですが、いきなり全部設定すると混乱するかもしれないので、2段階に分けて確認しながら設定していきましょう。
設定するべきは②と③の部分です。①はアレクサに話しかけるだけなので、比較的簡単です。
- ②はアレクサとスイッチボットを連携する設定で出来るようになる
- ③はスイッチボットから電気を操作する設定で出来るようになる
③の設定を行うとスイッチボットのアプリから電気を操作できるようになるので、まずはそれから行いましょう。
その後アレクサとスイッチボットを連携して、アプリで電気のON/OFFを操作していたところから、声で操作できるようにしていきます。これが②の設定です。
まずは「スイッチボット ハブ2 」で電気(照明)を操作する設定をする
スイッチボットを使って電気を操作するところから始めましょう。
ここの手順としては、以下の通りです。
- スイッチボットをWi-Fiに繋ぐ
- スイッチボットのアプリで電気の赤外線を学習する
- スイッチボットアプリで電気を操作する
では一つずつ見ていきましょう。
スイッチボットをWi-Fiに繋ぐ
スイッチボットハブ2をWi-Fiに繋ぐところから始めます。
Wi-Fiに繋ぐにはスイッチボットのアプリ経由で設定する必要があるので、アプリをダウンロードしてインストールしましょう。
ダウンロードしてアプリを開くと、↓の画面になり、まだスイッチボットがアプリに接続されていない状態となります。
Wi-Fiに繋ぐ前に、アプリからスイッチボットに接続しないといけません。
デバイス追加を押して、ハブ2を選択します。
すると以下のような画面となるので、その指示に従ってスイッチボットのoff/onボタンを2秒ほど同時押ししましょう。
無事アプリとスイッチボットが接続されたら、Wi-Fiに接続する画面になります。
普段使っているWi-Fiを選択し、Wi-Fiのパスワードを入力して「次へ」を押しましょう。
接続に成功したら、スイッチボットハブ2の名前を決める画面に移ります。なんでもいいので、テキトーに名前を入力して「保存」を押しましょう。
ルームは寝室やリビングなど、様々設定可能ですが、最初は別になくても良いです。この設定はリビング・寝室での電気やリモコンを判別するためにあるものです、後で設定出来るのでスルーでOKです。
最終的に以下のような画面になっていればアプリとスイッチボットが連携でき、Wi-Fiに接続されている状態となっています。
いい感じに温度と湿度が取得できているようですね。湿度が低くて乾燥しちゃいそうだ...。
スイッチボットのアプリで電気の赤外線を学習する
スイッチボットがWi-Fiに接続できて、アプリとも連携できたので、次はスイッチボットを使って「電気の赤外線を学習する」ということをやっていきましょう。
これをすることでスイッチボットアプリ経由で、電気のON/OFF操作ができるようになります。
ここでは電気(照明)の赤外線の登録のみを行いますが、赤外線が出ているものであれば、何でも操作出来るようになります。(テレビやエアコン、扇風機のリモコンなどなど)
さて、まずはアプリ右上の「⊕」ボタンを押して「デバイスの追加」を選択します。
登録するデバイスの候補が沢山出てくるので、一番下の方にスクロール(かなり下の方にあります)して「赤外線リモコン」の「ライト」を選択しましょう。
次に「ハブを選択」という画面になりますが、これは最初に設定した「スイッチボットハブ2」を選択すればOKです。
1つしか表示されないと思うので、それを選択しましょう。ちゃんとオンラインになっているようですね。
「リモコンを追加」という画面ですが、3パターンからリモコンの学習方法を選択できます。 「リモコンボタンの学習」を選択しましょう。
※その他にも、自動と手動がありますが、自動はうまく動いた試しがないのと、手動は型番を調べるのが面倒なのでおすすめしません。
ここからは操作したいボタンを選んで、それに対して本物のリモコンの該当ボタンの赤外線を飛ばして、確認していくという作業を行っていきます。
まずは操作したい(学習したい)ボタンを選択しましょう。今回登録する電気は1つのボタンだけでON/OFFが交互に実行されるタイプのもので行います。(私の部屋の電気はボタンが1つしかないシンプルなものなので、それ前提で話させてください)
1回ボタンを押すと電気がつき、もう1回押すと消えるという感じです。
なので「電源」ということろ選択します。
次にリモコンのボタンを押します(私はON/OFFが交互に実行されるボタンを押しました)
押して数秒立つと認識してくれるはずです。
認識されると登録した「ボタン」動作するか確認する画面に移ります。赤い電源ボタンを押して「電気が点いたり消えたり」すれば成功です!
スイッチボットに登録された電源ボタンの認識はできたので、それに名前を付けておきましょう。
単純に「電気」と命名しました。
スイッチボットアプリで電気を操作する
スイッチボットアプリのトップ画面に戻ると「電気」が追加されているのが確認できます。
試しに「電気」を押して、「電源ボタン」を押してみましょう。
これで点いたり消したりできれば、スイッチボットハブ2 <-> 電気の連携は完了です。
このようにアプリから電気を操作できるようにはなりましたが、声で操作はまだできません。
声で操作するのはこの次のステップです。いよいよアレクサの登場です。
スイッチボットとアレクサを連携する方法
この2つを連携させていきたいのですが、先にアレクサのアプリとアレクサを連携させないといけないので、そちらを行っていきます。
アレクサアプリとアプリを連携
まずはアレクサアプリをダウンロードして、開きます。
アプリを開き「デバイスを追加」というボタンを押します。
今回はアレクサの端末として「Amazon Echo Dot」用意しているので、Amazon Echoを選択します。
「Echo、Echo Dot、EchoPopなど」を選択します。
すると、デバイスを検索しだします。
Echo Dot 「・」のボタンを長押しします。するとオレンジ色に周りの枠が光り出します。この状態が「ペアリングモード」と呼ばれ、アレクサアプリと連携を始めている状態となります。
連携が終わると、次はアレクサをWi-Fiにつなぐ画面となります。普段使っているWi-Fiを選択して接続してください。
ここまででアレクサアプリとアレクサを接続してWi-Fiに繋ぐことができました。
スイッチボットとアレクサを繋ぐ設定
ようやくスイッチボットとアレクサを繋ぐ段階まで来ました。 まずアレクサアプリの右上の「+ボタン」を押します。
次にデバイスを選択します。
色々なデバイスが表示されるので「SwitchBot」を選択しましょう。
ここから事前確認をしていきます。 「ハブの電源はオンになっていますか?」と聞かれるので「はい」を選択。
次に「ハブはすでにSwitchbotアプリでセットアップされていますか?」と聞かれます。最初に行ったスイッチボットハブ2とアプリの連携なので、「はい」を選択。
次に「Switchbotアプリでハブをコントロールできますか?」と聞かれますが、これも最初の方に設定済みなので「はい」を選択。
スイッチボットとアレクサを接続するか促されるので「次へ」を押します。
また連携するかどうかを聞かれるので「連携へ」を押す。
アレクサ側からスイッチボットを探し始めます。これで数秒待つと連携が完了します。
声で電気を操作してみる
お疲れ様でした、ここまでの設定でようやく「声で電気を操作」することが出来るようになりました。
「アレクサ、電気消して」や「アレクサ、電気点けて」と話しかけてみてください。
最初のセットアップは結構たいへんで、しつこいぐらい色々アプリ側に確認されたりしましたが、一度設定しまったら他の家電の連携は楽になります。
他の家電の連携について
アレクサに話しかけて、スイッチボットから家電を操作する方法は他の機器も大体同じなので、色々試してみてください。
初期のセットアップは全部終わっているので、追加の連携は楽ちんです。
例えばエアコンであれば、スイッチボットアプリで電気を選んだ時同様「エアコン」を選択して、赤外線を読み取ります。
スイッチボットハブはアレクサに連携済みなので、赤外線読み取って保存するだけで、アレクサから操作できるようになっているはずです。
素敵なスマート家電生活を楽しみましょう!